Mailmanの管理アドレス
http://(ドメイン)/mailman/admin/(メーリングリスト名)
のようなURLを、SSL化、もしくは、ポート変更をする場合
https://(ドメイン)/mailman/admin/(メーリングリスト名) http://(ドメイン):8081/mailman/admin/(メーリングリスト名)
などのようにアクセスします。
Mailman管理画面で、リンクでエラーが・・・
SSL(ポート変更)でログインして
設定など、うまくいくことが多いかもしれませんが、
上記の右下の「ログアウト」ボタンは、非SSLのURL(ポート変更前のURL)になっています。
このURLを変更するには、どうするか・・・
解決策、Mailman、mm_cfg.pyの変更
(Mailmanディレクトリ)/Mailman/mm_cfg.py
に
DEFAULT_URL_PATTERN = 'https://%s/mailman/' DEFAULT_URL_PATTERN = 'http://%s:8081/mailman/'
というに設定をします。
1行目は、SSL化した場合
2行目は、ポート番号を変更した場合
です。
ただし、これは、メーリンリスト設定前には有効です。
設定後の変更は、次の処理を行います。
解決策、Mailman、config.pckの変更
すでに設定済みのメーリングリストには、この方法を行います。
設定済みの内容をチェックします。
# bin/dumpdb -p lists/(メーリングリスト名)/config.pck |grep web_page 'web_page_url': 'http://(ドメイン名)/mailman/',
となっています。
この設定が、「https://」や「http://(ドメイン名):8081/」などに
なっていればいいのです・・・
この変更は、コマンドで、行います。
# vi change_url.py def change_url(mlist): mlist.Lock() mlist.web_page_url = 'http://(ドメイン名):8081/mailman/' mlist.Save()
というファイルを作成します。
この「change_url」は、違う名称でも構いません。
そして、「withlist」コマンドで設定を変更します。
withlistコマンドではなく、
メーリングリスト Mailman 2.1系を他のサーバーに移行する方法
のように
/home/mailman/bin/withlist (メーリングリスト名)
として、インタラクティブに設定しても大丈夫です。
# bin/withlist -r change_url (メーリングリスト名) Importing change_url... Running change_url.change_url()...(メーリングリスト名) Loading list (メーリングリスト名) (unlocked) Unlocking (but not saving) list: (メーリングリスト名) Finalizing
というメッセージが出てきます。「Finalizing」と出てくれば、OKです。
もう一度、「dumpdb」コマンドで、確認してみます。
# bin/dumpdb -p lists/(メーリングリスト名)/config.pck |grep web_page 'web_page_url': 'http://(ドメイン名):8081/mailman/',
これで、既存のメーリングリストにも変更が反映されました。