迷惑メール対策ツール、Rspamd。ホワイトリスト、ブラックリスト

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迷惑メール対策ツールとして、優秀な、Rspamd。
ホワイトリストとブラックリストの作り方を・・・

Multimap moduleで作成

設定は、標準装備の「Multimap module」で行う。

「local.d」以下に「multimap.conf」というファイルを作成して、

WHITELIST_SENDER_DOMAIN {
      type = "from";
      filter = "email:domain";
      map = "${LOCAL_CONFDIR}/local.d/whitelist_sender_domain.map";
      score = -20.0
}
WHITELIST_SENDER_EMAIL {
      type = "from";
      filter = "email:addr";
      map = "${LOCAL_CONFDIR}/local.d/whitelist_sender_email.map";
      score = -15.0
}
BLACKLIST_SENDER_DOMAIN {
      type = "from";
      filter = "email:domain";
      map = "${LOCAL_CONFDIR}/local.d/blacklist_sender_domain.map";
      score = 20.0
}
BLACKLIST_SENDER_EMAIL {
      type = "from";
      filter = "email:addr";
      map = "${LOCAL_CONFDIR}/local.d/blacklist_sender_email.map";
      score = 30.0
}

↑というように記述する。
「filter = "email:domain";」

というのは、ドメインが評価される。
「filter = "email:addr";」

というのは、メールアドレスが評価される。
「type = "from";」

というのは、差出人が評価される。(Envelope from)
参考記事:
Envelope fromとは
メール転送で、「迷惑メール」にならないために・・・envelope-FROM 書き換え
envelope-FROM を書き換える事により、「SPF判定」を「OK」にしたいと思います。 転送時の心配 [SPF」が整備されているメールサーバーから @yachoo.co.jp宛てなどにメールをすると、 SPFが、OK...

「score = 30.0」

とは、迷惑メールの指針である、「スコア」に加算(もしくは、減算)されます。

「socre」以外の指定では、

action = "reject";(受信拒否)
action = "accept";(必ず受信)

という設定も可能です。

また、

BLACKLIST_SENDER_EMAIL

などの設定名と、
blacklist_sender_email.map

の設定ファイル名は、決まりはありません。
使っている方が使いやすいようにファイル名規則を作るのがいいのかと思います。

複数の箇所で設定をすると・・・

ドメインと、メールアドレスで、同じドメインを指定すると・・・
例えば、
ホワイトなドメインとして、
example.jp
を指定して、
ホワイトなメールアドレスとして、
info@example.jp
を指定した場合、両方の評価がされて、
スコアが「-20.0」と「-15.0」で、「-35.0」という数値になります。

どちらかが優先(どちらかだけが評価)される。ということはないです。

SpamAssassinからの移行、比較

SpamAssassinでは、「ホワイトリスト」「ブラックリスト」が作成できました。
この設定をそのまま、移行することができます・・・
SpamAssassinと比較すると、SpamAssassinでは、対象となる受信メールアドレス毎に、
ホワイトリスト、ブラックリストができたのですが、
Rspamdは、簡単には、いかないようです・・・

ブラックリスト的なメールアドレス(およびドメイン)は、ほかの人にとっても、ブラックなメールアドレスかと
思いますので、共有してもいいかと思います。

Rspamd、学習・・・

Rspamdでは、SpamAssassinと同じように、「学習させる」ということができるようです。
これも、これから挑戦していきたいと思います。

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