メールが届かない!
例えば、
aaa@example.com
宛てに送ろうとすると、
mail postfix/smtp: to=<aaa@example.com>, relay=xxxxx.trendmicro.com[XX.XX.XX.XX]:25, status=deferred (host xxxxxtrendmicro.com[X.XX.XX.XX] said: 450 4.7.1 <aaa@example.com>: Recipient address rejected: ERS-QIL. (in reply to RCPT TO command))
というエラーが返ってくることがあります。
トレンドマイクロのチェック
このエラーは、トレンドマイクロの「InterScan Messaging Security Suite」などの製品の「メールレピュテーション (Email Reputation Services) 機能」で、メールをチェックして、その結果、エラーで届かない。
という事が起きているようです。
トレンドマイクロでは、
ERS-QIL
ERS-DUL
ERS-RBL
の3つのデータベース利用しているようです。
参考サイト
https://success.trendmicro.com/jp/solution/000246137
メールサーバーのIPアドレスがブラックリストに入っているか?
トレンドマイクロが提供している、IPルックアップツールを使うとチェックできます。
ERS - Home Page
| Trend Micro Service Central
実際にIPアドレスのチェック
↑右上のプルダンで日本語を選んでください。
そして、ここにメールサーバーのIPを入れます。
もし、ブラックリストに入っていると
↑というメッセージが出てきます。
そして、
フィードバック「グローバルブロック済みリストから削除するようリクエストする。」
というところをクリックします。
↑スパムメールリストから削除されました
xxx.xxx.xxx.xxxはスパムメールリストから削除されました。 このIPアドレスから更なるにスパムメールが送信された場合、再度ブロックされることがあります。 トレンドマイクロでは削除リクエストの不正利用を防ぐため、リクエスト数に制限を設けています。 サポートが必要な場合はqil@mail-abuse.comにお問い合わせください (英語でのお問い合わせとなります)。
と出てきます。
しばらくして、再度チェックをすると
↑と除外された事がわかります。
(「スパムメール送信者リストから除外」と表示)
そして、実際にメールを送信すると、送信に成功して、相手にメールが届くかと思います。