なぜ、AWS SESか!
Amazon Simple Email Service (SES)は、メールサーバーの機能をAWSが提供!
メルマガなどの大量送付に向いています。
↑ローカルMTAを利用すると、SPFやDKIMが設定されていなく、受信者のメールソフトで迷惑メールとして扱われる場合があります。
↑SPF,DKIMなどを設定して、自分で管理する!しかし、バージョンアップなど管理が大変です!
↑レンタルサーバーなどの業者さんのMTAを利用する。大量に送りつけるとブロックされるかも!
↑そこで、AWS SES!
大量送信が前提!SPF、DKIMも完璧!
MTAの管理もAWS任せ!
開封率、クリック率も把握できる!
かゆいところに手が届く優れもの!
設定!ドメイン登録
差し出すドメインを決めます。通常のメール送受信ではなく、メルマガ送付用などと限定利用を想定したドメインがいいでしょう。
↑この記事作成時は、東京リージョンではサービスされていません。
「Go to identify・・・」
を選びます。
↑「Verify a New domain」を選びます。
↑ドメインを入力して、右下の「Verify This Domain」を押します。
↑DNSに登録する情報がでてきます。この通りに登録をします。
↑「pending verification」と出てきます。
↑少しすると、「verified」となり、「OK状態」となります。DNSがきちんと設定された事を意味します。
テスト送信の準備
↑テスト送信のため、左メニューの「Email Address」を選び、「Verify a New Email Address」を選び、送付先のアドレスを入れて、右下の「Verify This Email Address」を押します。
↑メールを送付したと・・・
↑メールが届いて赤枠の部分のリンクをクリックします。
↑「認証成功」となります。
この認証は、「テスト」のためです。無事届けば、不特定多数の人に送付ができます。
ただし、AWSに申請が必要となります。
どんなことに使うのかなど・・・
メールを送ってみる!
↑SDKなどを介してメールをSES経由で送信します。
↑受信したメールの詳細を見てみると、SPF、DKIMで、「PASS」となっています。
AWS SES 結論
Amazon Simple Email Service (SES)は、便利なことがたくさんあるメールサーバー!
MTAのメンテナンスから解放されるのは、大きいのではないでしょうか。
開封率やクリック率もCloudWatchで管理できてしまう!という優れもの!この機能は次の機会に!