さくらのVPSがリニューアルされました。
HDDプランがなくなり、SSDのみになりました。
ディスク容量と費用
リニューアル後の、目立つ変更ポイントは、「ディスク容量」と「費用」です。
石狩第1ゾーンでみると、
・初期費用は、無料に
・料金同じなら、従来に比べるとHDDの容量の半分。SSDでは倍。
・初期費用で、1,000円~を負担すると、SSDの容量が倍。
つまり、初期費用で、少し負担をすると、従来のHDDと同じ用量を利用することができます。
初期費用が無料になった代わりに、ディスク倍増で、費用を負担すれば、高速SSDにできます。
けっこう、お得なプランのような気がします。
ディスク速度
今回、リニューアル後は、「さくらVPSのv5」と第5世代となりました。
第4世代が、2014年頃なので、5年ぶりぐらいの刷新かと思います。
デフォルトでインストールされているOSは、CentOSになります。
yum update 後のバージョンは・・・
# cat /etc/centos-release CentOS Linux release 7.7.1908 (Core)
と、CentOS 7.7
となります。
さて、ディスク速度ですが、「2G」プランで計測をしてみました。
ディスク読み込み速度
# hdparm -t /dev/vda4 /dev/vda4: Timing buffered disk reads: 610 MB in 3.00 seconds = 203.18 MB/sec
数回行った平均は、
と、201 MB/s
ディスク書き込み速度
# time dd if=/dev/zero of=/tmp/test.data ibs=1M obs=1M count=1024 1024+0 records in 1024+0 records out 1073741824 bytes (1.1 GB) copied, 3.40866 s, 315 MB/s
書き込みは、上記を最高に、数回の平均は、
260 MB/s
高速ディスクVPS
今の時代、高速ディスクをアピールするサーバーは、たくさんあり、それほど、速くは思えないかもしれませんが、それなりに高速な速度かと思います。
今のところ、高速なサーバーと体験したのは、
カゴヤ・ジャパン KVM VPS
です。
カゴヤ・ジャパンのVPS 高速ディスクを体験(過去記事)
VPS速度比較
sakura VPS v5 SSD | sakura VPS v4 SSD | カゴヤ・ジャパン KVM VPS | Conoha VPS | AWS 汎用SSD |
|
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読み込み速度 | 201 MB/sec | 200 MB/sec | 2,700 MB/sec | 1,651 MB/sec | 82 MB/sec |
書き込み速度 | 260 MB/sec | 181 MB/sec | 1,300 MB/sec | 560 MB/sec | 71 MB/sec |
(横にスクロールできます)
今回の測定は、赤字部分。
カゴヤ・ジャパンのVPS 高速ディスクを体験(過去記事)
ほかのVPSのディスク速度のの測定は、2019年7月。
さくら VPS v5 結論
実質、価格を据え置いて、SSDにしたのは、けっこう、お得かと思います!
CPUと、メモリに不満があれば、同じVPSへのスケールアップ。
もしくは、さくらクラウドへのマイグレーションが可能です。
2019年12月8日までに契約すると、抽選で、Nintendo Switchなどが、当選する、キャンペーンを実施しています!