2020/06/27にリリースされた、Mailman 2.1.34へのアップデート
Mailman mailman-2.1.29 -> mailman-2.1.34
# wget http://ftp.gnu.org/gnu/mailman/mailman-2.1.34.tgz # tar xzvf mailman-2.1.34.tgz # cd mailman-2.1.34 # ./configure --prefix=/home/mailman/ --with-mail-gid=mailman --with-cgi-gid=apache
↑前回と同じ、configureオプション
# make # systemctl stop mailman
↑mailmannのシステムを停止
# make install
↑mailmanをインストール
# systemctl start mailman
↑mailman、再稼働
順調に稼働をしているようです。
いまも、2.1系が、メンテナンスされているのが、ありがたい・・・
Mailman apache系必要モジュール
mailmanを、apacheで、動かすための必要モジュール
cgid_module (cgi_module)
この、「cgid_module」モジュール、もしくは、「cgi_module」cgiモジュールを稼働させないと、mailmanは、動きません。
# vi /usr/local/apache2/conf/httpd.conf <IfModule !mpm_prefork_module> LoadModule cgid_module modules/mod_cgid.so </IfModule> <IfModule mpm_prefork_module> LoadModule cgi_module modules/mod_cgi.so </IfModule>
↑上記の設定を有効にしましょう。
※Apacheのメモリ管理方法により、ロードするモジュールが異なります。(2021/3/25 追記)
PreForkというメモリ管理では、「cgi_module(mod_cgi)」が動き、その他のメモリ管理では、「cgid_module(mod_cgid) 」のモジュールが動作します。
上記の設定で、二通りの方法に分けています。
# /usr/local/apache2/bin/httpd -M |grep cgid_module cgid_module (shared)
と、出てくれば、大丈夫です。
※上記は、「event」というメモリ管理で、行った場合です。「prefork」では、以下のように表示されるでしょう。(2021/3/25 追記)
cgi_module (shared)
このご指摘は、Halさんから、いただきました。ありがとうございます。(2021/3/25 追記)
参考サイト
apache マルチプロセッシングモジュール (MPM)の調整
MPMとは マルチプロセッシングモジュール (MPM)の略。 マルチコアなサーバーで、WEBサーバーの処理を、どうこなすか・・・ apache 1.3時代は一つでしたが、最近は、「3つ」の方法があります。 prefork worker ev...
Apaceで2.4.41でcgiを動作させるためのhttpd.conf内cgi_module記述変更
MacOS上でApacheのテスト環境を(久しぶりに)作成しています。 環境はこの環境です。 $ httpd -v Server version: Apache/2.4.41